ノーマルマップとバンプマップ
3DCGでよくある、左右にそれぞれ別色の照明がある部屋からこんばんは。
ノーマルマップ、バンプマップについて、個人的な理解を書きます。
- ノーマルマップ
法線のXYZ情報を、RGB情報を使って持たせた画像のこと。
XYZにRGBがそれぞれ対応しています。
例えばRが0ならX軸上で法線がマイナス方向へ振り切り、Rが255ならプラス方向へ振り切る。GBも同じことですね。
法線情報を持った画像なのでライティングが細かく反映される模様。
- バンプマップ
物体の表面の凹凸情報を、明度情報を使って持たせた画像のこと。
中間のグレーを基準点とすると、白ほど高く、黒ほど低くなります。
256諧調しか使えるデータがない上に、法線は周りとの高低差から計算されるのでノーマルマップほど細かく綺麗な凹凸表現はできない。
ただ、一方で触っている感じ大きな凹凸の表現はノーマルマップより得意なのかなと。
逆に言うとノーマルマップは法線データだけですもんね。
下の画像1枚目がマップなし、2枚目が壁にノーマル、バンプマップを併用して適用しています。
緑色の照明に注目して頂けると解りやすいのですが、1枚目はそういう柄の壁紙を平らな壁に貼ったのかな?といった感じ。
2枚目はちゃんと壁がデコボコしているようにみえます。きっとちょっと高い壁紙使ってますね。
そういえば背景画像を透過してレンダリングできるとは知りませんでした。
2枚目は雑にPhotoshopで夜景を合成してみました。